市川駅前の不動産会社の日報644 当たり前に使うAI査定
最近、仕事の中でAIにお願いごとをする機会が皆さんと同じく増えてきました。
なんでも聞くようになったけど便利だと感じているのが、物件の査定です。
これまでは物件の相談をいただくと、周辺の成約事例や現在販売されている物件、土地値、築年数、駅距離などを自分で調べ、それらを比較しながら査定金額を出していました。
もちろん今でも最終的には自分で確認するのですが、試しに同じ物件をAIにも査定してもらうと、自分で調べた金額と大きく変わらないことが増えてきました。
それなら最初からAIに調べてもらった方が早いということで、最近はまずAIに物件情報を渡して、
「この物件はいくらくらいで売れそうか」
「買取再販するなら仕入れはいくらまでか」
「この金額で買った場合のリスクは何か」
といったことを聞くようになっています。
これが本当に速いです。
一瞬で情報を整理して、想定される販売価格や仕入価格まで提案してくれます。さらに、こちらが気付いていなかったリスクまで洗い出してくれることもあります。
もちろん、不動産は一つとして同じものがないので、AIが出した金額をそのまま信用するわけにはいきません。
現地を見なければ分からないこともありますし、道路状況、近隣環境、室内状態、管理状況、売主さんの事情など、数字だけでは判断できないこともたくさんあります。
ただ、それを差し引いてもAIの進化のスピードには驚かされるばかりです。
査定だけではなく、契約書や覚書の作成、物件資料の整理、収支計算、リスクの洗い出し、広告文章の作成など、不動産会社がこれまで時間をかけていた仕事のかなりの部分をAIができるようになってきました。
このまま進化していくと、数年後には不動産屋が不要になるかもと少し危機感を覚えます。
物件をAIが査定して、重要なリスクをチェックして、契約書類まで作成する。
そうなれば仲介会社の仕事は、内容を確認して最後に印鑑を押すだけ――そんな時代になるのも、それほど遠くないような気がします。
AIにできる仕事はAIに任せて、人間は交渉や判断、お客様とのコミュニケーション、現場でしか分からない情報の収集などに時間を使う。
これからはAIに仕事を奪われるか?というより、AIを使う不動産会社と使わない不動産会社で大きな差がつくと考えた方がいいと思った。
数年後、自分がどんな仕事をAIに依頼してるのか?もう依頼する必要もなくなっているのか?
楽しみでもあり、少し怖い。
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